WSLで構築したOpenFOAMの環境はエクスポートして配ることができます。
エクスポート
構築済みのWSL環境は次のコマンドで出力できます。
wsl --export <Distro> <FileName>
例えば、WSLに登録されている「Ubuntu」をマイドキュメントに「Ubuntu-OF2306_10.tar」で出力する場合は次のコマンドになります。
wsl --export Ubuntu "C:\\Users\\opencae\\Documents\\Ubuntu-OF2306_10.tar"
インポート
出力したtarファイルを別のPCなどで次のコマンドになります。
wsl --import <Distro> <InstallLocation> <FileName>
例えば、「Ubuntu-OF2306_10.tar」ファイルを「UbuntuOF」という名前で「C:\WSL\Ubuntu」にドライブを保存して登録する場合は次のコマンドになります。
wsl --import UbuntuOF "C:\WSL\Ubuntu" .\Ubuntu-OF2306_10.tar
次のコマンドで登録されているディストリビューションを見ると、追加したものが表示されます。
wsl -l
これで以降はWSLから起動できる。
試しにOpenFOAM v2023と10を入れたものを作ってみたので、インポートしてみたい方はどうぞ。